今から20年前の中学生だった当時、1995年にアメリカで公開された映画に強く感動した。
どこで知ったのかは忘れたが、とにかく涙が乾かなかったのを覚えている。これは知らない人はいないくらい、かなり有名な映画である。
ストーリーを書いてしまうとこれから観ようと思っている方をシラけさせてしまうので書くのを控えたいところだが、ざっくり言うと6歳と12歳の男の子ふたりが主人公で、6歳の男の子がHIVに感染していることが発覚。親に黙ってふたりだけで川を下ってエイズに有効な特効薬を探す旅に出るという話でである。
私が初めてエイズの存在を知ったのは、この映画だったかもしれない。
当時はまだVHSでDVDが無かった時代。DVDが市場に出回るようになってから多くの方がこの映画のDVD化を望んでいたが、それはDVDが市場を当たり前のように出回るようになってからもなかなか実現しなかった。しかし数年前、ようやくこの映画のDVD化が実現し、再びこの映画がクローズアップされたのである。
ところが、DVD化されてひとつだけキレそうになったことがある。大好きな映画をブチ壊されたような気になった。
あまり批判をすることは好きではないが、感動した映画なだけにあまりにも残念だった。いくら仕事とはいえ、あの二人が声を出しているとわかったときは、ガチでシラけた。
音声は英語、字幕は日本語で鑑賞することを強くおすすめする。
何よりも、本人の声で字幕を追うほうがストーリーに入り込みやすくなるし、感情の揺れ幅もそのほうが大きくなる。
Amazon に在庫が残っているようだが、なんか、ふざけた金額で売られている(笑)
古い映画なので仕方ないが、5万円ぐらい支払ってでも”出会えて良かった“と思えるぐらい心を打つ映画だと個人的には思っている。
レビューでも皆さん同じようなことを書かれているが、事前に情報を入れず、内容を知らないまま、何も考えずにいきなり観たほうが感動は最大化するだろう。
海外では「The Cure」というタイトルでも売られている。まだ「この映画を知らない」という方は、ぜひ手に取ってみてほしい。
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